JICA青年研修「地元資源を活用した産業振興」を実施しました!
国際協力事業ユニットは、この度、2024年度JICA青年研修「地元資源を活用した産業振興(地域産業振興)」を実施しました。島嶼国・中南米・アフリカの7ゕ国(バヌアツ、キリバス、ソロモン、モーリシャス、コスタリカ、アルゼンチン、ガーナ)より8名の研修員が来日し、2024年10月22日より約10日間に亘る研修となりました。
研修員は、各国において地域産業振興に関わる行政機関、団体の若手行政官・職員等で構成され、2025年大阪・関西万博を機に兵庫県内各地の持続可能な取り組みの魅力を発信する「ひょうごフィールドパビリオン」の事例から、地元資源の活用やブランド化に関する取り組みを学び、研修員が帰国後にそれぞれの地域産業振興上の課題解決につなげることを狙いとするもの。
今回の青年研修では、昨年度実施したJICA青年研修を参考としながらも、兵庫県内の自治体や特色ある事業を展開している訪問先を選定・訪問する等、前回の青年研修とは異なる視点から研修プログラムを企画・実施。県内の行政機関では独自の産業振興政策について伺い、また県内で事業展開しているユニークな企業活動について学ぶ等、いずれの訪問先においても活発な質疑応答が行われました。
研修員はまた、日本初の世界文化遺産である国宝「姫路城」の見学や和菓子作りを体験する等、日本の文化や伝統にも直に触れることで日本・関西に対する理解をより深めることができ、結果、当初の研修目的に沿った有益な学びや気づきが得られた訪日研修となりました。
国際協力事業ユニットは、今後も開発途上国の人材育成に貢献してまいります。
研修員同士のワークショップ
「JICA関西秋祭り」でブース出展